代 数 学 講 義 改訂新版
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序言 凡例 $\blacktriangleright$
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改 訂 新 版 序
本書の著者は$1960$年 $2$ 月$28$日に逝去した.今回改訂新版の出版にあたって出版元に寄せられた読者の希望に基づく出版社の要望によって本文および凡例を「現代かなづかい」,「当用漢字」に基づく現代の慣用文に,また術語の一部を現在の慣用語に書き改めるとともに平がなを採用した.ただし旧版の体裁をできるだけ保存するために,改訂は必要の最小限にとどめるように努めた.改訂にあたって理学博士黒田成勝,同黒田成俊両氏の援助を得た.とくに黒田成俊氏は改訂原稿および校正刷を綿密に検討して多くの注意を与えられた.また出版に際して共立出版株式会社の折居峻生,犬飼登祉子両氏の援助を得た.ここに感謝を表明する.
$\hphantom{1}1965$年$11$月$\vphantom{\dfrac{1^{1^1}}{1}}$