『一般力學』坂井 卓三 著の現代仮名遣い版

坂井卓三さんの『一般力學』を現代語訳しました。
坂井さんの出版された書籍は $2004$ 年末に著作権が消失し、東西出版社も現存していないため、現代語訳は法律的・道徳的に問題ないと考えています。
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底本:『一般力学著、東西出版社$1948$ 年刊


はしがき
序の章 力学の発展
  $\S1.$ ガリレオの業績
  $\S2.$ ホイヘンスの業績
  $\S3.$ デカルト学派とライプニッツ学派
  $\S4.$ ニュートンの業績
  $\S5.$ 質量と力
  $\S6.$ 絶対空間
  $\S7.$ ニュートン以後の発展
第一章 運動学
  $\S8.$ 変位,速度,加速度
  $\S9.$ ベクトル
  $\S10.$ 弧座標と加速度
  $\S11.$ ベクトルの積
  $\S12.$ 回転
  $\S13.$ 無限小回転,角速度
  $\S14.$ 回転行列
  $\S15.$ 並進,回転,鏡映,反転に対するベクトルの性質
  $\S16.$ 回転運動をする座標系に対するベクトル
  $\S17.$ 回転座標系の特別な場合
  $\S18.$ 運動学
第二章 一質点の力学
  $\S19.$ 質点
  $\S20.$ 運動方程式と力
  $\S21.$ 遠心力
  $\S22.$ 角運動量
  $\S23.$ エネルギー
  $\S24.$ ポテンシャル・エネルギー
  $\S25.$ 惑星の運動
  $\S26.$ 楕円軌道の時間関係
  $\S27.$ 中心物体の運動の影響
  $\S28.$ 質点振り子(単振り子)の小振動
  $\S29.$ 質点振り子の一般振動
  $\S30.$ 振り子の糸の張力
  $\S31.$ 拘束運動
  $\S32.$ 例題$―――$回転する細い管の中の質点の運動
  $\S33.$ 球面振り子
  $\S34.$ 球面振り子の運動の性質
  $\S35.$ 球面振り子の小振動と一様な回転
  $\S36.$ 地球自転の地上物体の運動に対する影響
  $\S37.$ 自転地球上の運動方程式
  $\S38.$ フーコーの振り子の運動
  $\S39.$ 減衰運動
  $\S40.$ 強制振動
  $\S41.$ 強制振動方程式の解
第三章 質点系の力学
  $\S42.$ 運動量の法則
  $\S43.$ 質量が変わる物体の運動
  $\S44.$ 角運動量の法則
  $\S45.$ エネルギーの法則
  $\S46.$ 重心に相対的な運動
  $\S47.$ 仮想変位
  $\S48.$ 第一種ラグランジュ運動方程式
  $\S49.$ 一般化座標
  $\S50.$ 第二種ラグランジュ運動方程式
  $\S51.$ 拘束条件の消去法
  $\S52.$ ホロノーム系と非ホロノーム系
  $\S53.$ ラグランジアン
  $\S54.$ 電磁場を運動する荷電粒子,ベクトルの場
  $\S55.$ 二重振り子の小振動
第四章 剛体の運動学
  $\S56.$ 剛体
  $\S57.$ 固体平面に平行な運動
  $\S58.$ 回転中心の軌跡
  $\S59.$ 解析的方法
  $\S60.$ 面積計
  $\S61.$ 固定点のまわりの運動
  $\S62.$ オイラー角
  $\S63.$ 剛体の一般変位
  $\S64.$ ねじ形運動
  $\S65.$ 角速度の合成
  $\S66.$ 解析的表現
第五章 剛体に働く力
  $\S67.$ 剛体の運動方程式
  $\S68.$ 等価な力に関する定理
  $\S69.$ 偶力
  $\S70.$ 剛体に働く力の簡単化
  $\S71.$ 滑りベクトルと自由ベクトル
第六章 剛体運動方程式の種々の形
  $\S72.$ 固定点がある場合の運動方程式
  $\S73.$ 一般の場合の運動方程式
  $\S74.$ 慣性モーメント・テンソル
  $\S75.$ 動く座標系に関する剛体運動方程式
  $\S76.$ 運動エネルギー
  $\S77.$ 任意の軸に関する慣性モーメント
  $\S78.$ ラグランジュの方法
  $\S79.$ 固定軸のまわりの運動
  $\S80.$ 固定平面に平行な運動,物理振り子
第七章 剛体運動の例題
  $\S81.$ 水平面上をすべりつつ転がる球
  $\S82.$ 単純ころがり運動
  $\S83.$ 回転軸に正しくとりつけられてない円板
  $\S84.$ 遠心粉砕機
  $\S85.$ 慣性楕円体と角運動量の間の一定理
  $\S86.$ 力のモーメントがない場合の回転運動
  $\S87.$ オイラーの回転体の解析的取り扱い
  $\S88.$ 対称軸をもたないオイラーの回転体
  $\S89.$ ジャイロ現象
  $\S90.$ 地球の回転
  $\S91.$ 独楽
  $\S92.$ 重力を受ける対称独楽の解析的取り扱い
  $\S93.$ 正規歳差運動
  $\S94.$ ジャイロスコープ
  $\S95.$ 羅針盤
  $\S96.$ 羅針盤運動方程式の解
第八章 力学における物性的法則
  $\S97.$ 摩擦
  $\S98.$ 摩擦(つづき)
  $\S99.$ 撃力
  $\S100.$ 二つの物体の衝突
  $\S101.$ 任意の動摩擦係数及び塑性を持つ場合の衝突
  $\S102.$ 衝突問題の二三の例
  $\S103.$ パンルヴェのパラドックス
第九章 静力学
  $\S104.$ 剛体に作用する力の釣り合い
  $\S105.$ 力の釣り合いの簡単な場合
  $\S106.$ 枠組
  $\S107.$ 抗力の図式解法
  $\S108.$ 索多角形
  $\S109.$ たわみやすい糸の釣り合い
  $\S110.$ 糸の釣り合いの特殊の場合の例
  $\S111.$ 四本脚の物体の釣り合い
第十章 力学原理の一般論
  $\S112.$ 一般論に対する序言
  $\S113.$ ハミルトンの原理
  $\S114.$ 最小作用原理と測地線性
  $\S115.$ 正準運動方程式
  $\S116.$ 電磁場を運動する荷電粒子のハミルトニアン
  $\S117.$ 正準運動方程式に対する変分原理
  $\S118.$ 正準変換
  $\S119.$ 正準変換の主な形式
  $\S120.$ 運動の正準変換性
  $\S121.$ 運動の道筋の幾何学的関係
  $\S122.$ ハミルトン・ヤコビの偏微分方程式
  $\S123.$ 正準変換として見た H. J. 偏微分方程式
  $\S124.$ 時間を正準変数として取ること
  $\S125.$ 本章の総括的要旨
第十一章 一般論における主な定理と応用例題
  $\S126.$ 位相空間の体積不変定理
  $\S127.$ 位相空間の低次元不変量
  $\S128.$ 位相空間におけるストークスの定理
  $\S129.$ ラグランジュの括弧式
  $\S130.$ ポアソンの括弧式
  $\S131.$ ポアソンの恒等式
  $\S132.$ ポアソンの定理
  $\S133.$ ハミルトン関数が $t$ をじかに含まないときの H. J. 偏微分方程式
  $\S134.$ 平面単振動体の H. J. 偏微分方程式
  $\S135.$ 等速運動の H. J. 偏微分方程式
  $\S136.$ 新理論の発展に対する力学の寄与
索引

訳者オリジナル

図版目次
表目次
訳者あとがき

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