『量子力學序論』坂井 卓三 著の現代仮名遣い版

坂井卓三さんの『量子力學序論』を現代語訳しました。
坂井さんの出版された書籍は2004年末に著作権が消失し、日本気象学会も現在『量子力学序論』を出版していないため、現代語訳は法律的・道徳的に問題ないと考えています。
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底本:『量子力學序論著、大日本気象学会1935年刊


量子力学序論

目 次

はしがき
第一章
粒と波
$\S1.$ 粒と波の考えは矛盾していたか
$\S2.$ 光の粒子説
$\S3.$ 物質粒子の波動説
$\S4.$ 物質粒子の運動量
$\S5.$ ハミルトン-ヤコビの理論
$\S6.$ シュレーディンガーの波動方程式

第二章
確率波と不確定性原理
$\S7.$ 物質粒子の確率波
$\S8.$ 物質粒子の確率波
$\S9.$ 光粒子の確率波
$\S10.$ 不確定性原理
$\S11.$ 波動論
$\S12.$ 波動論から不確定性関係式を導く
$\S13.$ $\gamma$-線顕微鏡
$\S14.$ 最小誤差の簡単な推定法
$\S15.$ 量子的波動論
$\S16.$ 今までの考えの概括
$\S17.$ 因果律

第三章
数学的理論の基礎概念
$\S18.$ 数学的理論の展望
$\S19.$ 波動関数の意味
$\S20.$ シュレーディンガーの演算子
$\S21.$ 演算子の値
$\S22.$ 角運動量の値
$\S23.$ 水素原子
$\S24.$ 固有関数の直交性
$\S25.$ $\delta$-関数
$\S26.$ 交換演算子
$\S27.$ 位置と運動量
$\S28.$ 統計的概念の拡張.平均値
$\S29.$ 不確定性関係の証明
$\S30.$ 昔の力学との関係
$\S31.$ 時間を含むハミルトン関数

第四章
シュレーディンガー演算子の行列表現
$\S32.$ ヒルベルト空間
$\S33.$ 固有値問題の幾何学的意味
$\S34.$ 演算子の行列表現
$\S35.$ ハイゼンベルクの行列
$\S36.$ 正準運動方程式
$\S37.$ 変換理論の要旨

第五章
光の輻射,吸収の理論
$\S38.$ 光の場
$\S39.$ 光の偏りと交換法則の導入
$\S40.$ エネルギーの固有値問題
$\S41.$ 物質粒子のハミルトン関数
$\S42.$ 光と物質の全体のシュレーディンガー方程式
$\S43.$ 光の射出
$\S44.$ 光の射出
$\S45.$ 光の吸収
$\S46.$ 多くの粒子の場合
$\S47.$ プランクの輻射の式
索引


訳者オリジナル
図表目次
訳者あとがき
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