概説
IQは、アイキュー、intelligence quotient、知能指数であり、種々の説明がなされます。- $\displaystyle\text{IQ}=100\times\frac{\text{精神年齢}}{\text{実年齢}}$
- 知能に関する心理的能力
- 「〇〇〇を見つける能力」に優れている
- IQが離れている人との会話は困難となる(諸説あり)
自己の1つの側面を知るための手段として、IQを知ることをおすすめできます。統計学の話
正規分布を用いて、珍しさ(パーセンタイル、percentile)を算出します。IQの平均は100とされています。よく用いられている標準偏差(standard deviation、S.D.、σ、シグマ)には3種類あります。
種類(scale) | σ |
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ウェクスラー式(Wechsler scale) | 15 |
スタンフォード・ビネー式(Stanford Binet scale) | 16 |
キャッテル式(Cattell scale) | 24 |
例えば、
σが15のとき、1σはIQ115、2σはIQ130、3σはIQ145、…。
σが16のとき、1σはIQ116、2σはIQ132、3σはIQ148、…。
σが24のとき、1σはIQ124、2σはIQ148、3σはIQ172、…。
標準偏差の違いによって、IQの値も異なりますが、標準偏差の値に依らず、パーセンタイルは統一的に話すことができます。パーセンタイルは、そのIQ以下の人の割合を%で示した数値です。
例えば、5σの人は約350万人に1人の割合で存在します。IQテスト
インターネット上で受けられるIQテストが幾つかあります。今回、2種類を紹介します。- 時間制限あり。測定できるIQの最高値が低め。Fiqure IQ Testや、IQexams.netなど
- 時間制限なし。相当高いIQも測定できる。テスト作成者に英語でメールを送り、結果をもらう。Test For Genius description and ordering informationなど
どちらにも共通していることもあります。- 受験までの道のりの中で、英語を読める必要がある。
- テスト内容には、図形・数字・言語などがあり、得意な分野で受験できる。
- 受験料PayPalで支払う場合が多い。
- テストの結果は画像ファイルやPDFファイルでもらえる。
- テストの結果を用いて、高IQ団体に入会できる。
高IQ団体
IQが高い人達が入れる団体があります。種々ありますが、共通する特徴を挙げます。- 入会できるIQの最低ラインがある。例えば、130(S.D.15)以上など
- 入会条件の判定で採用しているテストはホームページに書かれている。
- 入会費が必要である。1000円ほどがほとんど
- IQテストの結果をメールで送信して、入会する。
- 入会条件が同じの、似た団体が複数見つかる。ただし、190以上など、非常に高くなるほどに少なくなる
- 設立者が同じで入会条件が異なる団体に、入会条件をクリアしていれば、いくつでも入会できる。IQ150の人が145以上の団体、130以上の団体、120以上の団体に同時入会することも可能
- Facebookの非公開グループにも入ることを薦められる。
例えば、WIN Societies | World Intelligence Networkに多くまとめられている。
IQテストのコツ
IQテストには、図形、数字、言語など、色んな種類のテストがあります。
どんな種類であっても、IQテストでは法則性、パターンを見つけます。
図形
図形のテストで、正三角形や正五角形などの正n角形のみが描かれていることがあります。
そのようなときには、角や辺の個数、向きに着目して法則性を考えます。
数字
数字のテストでは、アルファベットが出ることがあります。
そのようなときには、例えばa→1、b→2、c→3、・・・、z→26などと、アルファベットを数字に例えたりします。
また、数字でなくアルファベットでしか表せないことをテストにしている可能性もあるでしょう。